こんな疑問にお答えします。
まず結論ですが、意識高い系大学生に明確な定義はありません。
よく聞くと話ですと、
- セミナーに通ってビジネスを学んでいる。
- TwitterやFacebookで意識の高い発信をする。
- 勉強会やパーティーに参加して人脈がすごい。
といった人たちが意識高い系と呼ばれています。
あいまいな部分が多いので、もう少し深く考察してみましょう。
- 意識高い系大学生の特徴
- なぜ意識高い系大学生が誕生したのか
- 意識高い系にならない方法
意識高い系大学生の特徴

まず前提として、意識高い系大学生は「自分の能力を過大評価」する傾向があり、主に次の特徴を持つ学生のことを指します。
- 過度に自分を演出するが「実力がない」
- セミナー参加や人脈作りに熱心だが「実績がない」
- 誰にも相手されないのに「自己顕示欲が高い」
どれも自分を過大評価しているゆえに生まれる特徴です。
1つずつ解説していきます。
過度に自分を演出するが「実力がない」
意識高い系大学生は自分をすごい人物だと思い込んでいるので、それをアピールしますが中身がありません。
中身がないのは、実力がないので実績を盛りまくるしかないからです。
例えばプロフィールに「webメディアを運営」と書いてあっても、無料のはてなブログを運営しているだけなんてこともあります。
セミナー参加や人脈作りに熱心だが「実績がない」
意識高い系大学生はだれかに認めれたいので、セミナーに通い、人脈作りに力をいれて一生懸命努力します。
努力することは大変いいことですが、実力がないので成果が出ません。
そのため、セミナーに通っていることや、人脈を自分の実績・実力と勘違いしてしまいます。
よく目にするのが、セミナーに通っている、○○さんとつながりがあるといったプロフィールですが、どこにも何を成したのかは書いてありません。
誰にも相手されないのに「自己顕示欲が高い」
意識高い系大学生はとにかく自己顕示欲が高いので、TwitterなどのSNSで自分語りをしがちです。
しかし当然、実力が伴わず何の成果も出していない人の話はだれも聞いてくれません。
そして、だれにも相手にされないと「自分よりもレベルの低い相手に何を話しても無駄」という発想にいき着きます。
この発想に行き着いた大学生の末路は、常に周りを見下し、自分がいかに凄いかを吹聴する正真正銘の「意識高い系大学生」です。
なぜ意識高い系大学生が生まれたのか

意識高い系大学生の特徴について解説してきましたが、それではなぜ「意識高い系」という言葉が生まれたのか考えていきましょう。
元々「意識の高い学生」が誉め言葉として生まれた
「意識高い系」という言葉が定着したのは2010年代くらいのようです。
言葉が生まれたきっかけは2000年代前半に「年齢の割に能力が高く、知識も経験も豊富で優秀な学生」のことを「意識の高い学生」と呼んでいた経緯があります。
つまり「意識の高い学生」という言葉は誉め言葉として誕生しました。
「意識の高い学生」をまねして誕生したのが「意識高い系大学生」
そして、「意識の高い学生」は就活で高く評価されるということを知り、真似をして生まれたのが「意識高い系大学生」です。
意識高い系大学生はSNSの発展とともに急増しました。それは、個人が発信しやすく、かつ承認欲求を満たしやすいツールがSNSだったからと考えられます。
Twitterで「いいね」や「RT」をされると誰かに認めてもらったような気がしますよね。
自分の存在価値を認めてもらいたい意識高い系大学生が、SNSを利用することが多いのはこのためです。
意識高い系で終わらないために

「意識高い系大学生」は現在では忌み嫌われる存在となってしまいましたが、語源の「意識の高い学生」は目指すべき存在でしょう。
それでは、どうすれば「意識高い系」から脱出することができるでしょうか?
意識を高く持つことはよいこと
まず、意識が高いことは良いことです。
遊び呆けているいる大学生は真面目に努力している人を「意識高いね」とばかにしがちですが、学生が向上心を持って日々を過ごす姿は、本来あるべき姿です。
「意識高い系」と揶揄されるのを恐れて努力を怠ることは「意識高い系の人」よりも愚かなことです。
謙虚に学び続ける
「意識高い系」にならないために一番大切なことは、自分に実力がないことを認め謙虚に学び続けることです。
なぜなら、能力が足りないことを自覚できれば、何が不足していて何を学べばいいのかが把握することができるからです。
自分の能力を伸ばす方法は2つあります。
- 欠点を補って全体的な能力を伸ばす
- 1つの分野を極めて能力を突出させる
大学生はまだまだ社会的には未熟な存在です。
最初は自分に欠けているものを理解してそれを補っていき、極めたい分野がでてきたらそれを突き詰めるのがおすすめです。
大学生ほどそれに費やせる時間が多い期間は、人生にもうありません。
実績をだす
そして「意識高い系」と人に呼ばれないためには実績を出すのが一番です。
「意識高い系大学生」とバカにされるのは、何の成果も実績も出していないのに「セミナーに参加している、○○さんとつながりがある」といったことをアピールしているからです。
実績をだせば評価が一転します。
この実績ですが、できれば数字で示せるものがいいでしょう。
例えば、オーストラリアに1年間留学した経験がある人よりも、留学の経験はないがTOEFL満点保持者の方が評価しやすいです。
お金を稼ぐことであれば、例えば大学生では「ブログ運営」などがおすすめです。
なぜなら「ブログ運営」は初期費用をあまりかけずに始めれるからです。資金の少ない学生にはとても始めやすいWEBビジネスの1つです。
「ブログ運営報告」といった記事を書くことで実績を証明しやすいのも強みです。

【まとめ】実績をだせば「意識高い系大学生」にはならない

意識高い系大学生の正体は、実力や実績がないにも関わらず自分をよく見せたい自己承認欲求の高い学生のことでした。
しかし、だれしもが承認欲求は持っているものですし、意識が高いこと自体は本来良いことです。
「意識高い系」と呼ばせないためには、数字で表せる実績を作りましょう。
先ほど、お金が得られる実績として「ブログ運営」を上げましたが、他にも「株式投資」などもおすすめです。
大学生が株なんてできるの?と思うかもしれません。
しかし、それはつまり「大学生から株式投資を始めることはすごいこと」の裏返しです。
株を始めれば経済にも詳しくなり、就職活動にも役立ちます。
なにより、将来の資産形成につながるのでおすすめです。
https://www.hontono-semiritaia.com/college-student-stock-investment/
少額でも始めれるので是非一度チャレンジしてみてください。

それでは、今回は以上です。